1950-11-25 第9回国会 衆議院 本会議 第4号 朝鮮動乱の勃発によりまして世界の危機が切迫した感があつたことは事実でありまして国内におきましても、たとえばか、の悪名を国の内外にとどろかした外交白書のように、朝鮮事件をもつて国連対国際共産陣営の争いであると断じ、尋常の手段では解決できないこの思想戰において、中立などというものは敵前逃亡にひとしいといつたたぐいの世界戰争必至論や、義勇兵の出陣のような好戰的言動が行われ、非武装平和憲法の放棄すらも論ぜらるるに 水谷長三郎